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『会話』傑作選7
傑作選、第7夜となりました。これにて、おしまい。

消える魔球」(2008年2月19日初出)
いつも明るい青年ボウラー≪あ≫と、ドリンクらっぱ飲みボウラー≪ら≫との会話。
あ 「関西オープンでした」
ら 「先週かい」
あ 「山本勲プロ、またまた、優勝でした」
ら 「すごいなあ」
あ 「魔球、投げてるんじゃないですか」
ら 「消える魔球、か」
あ 「へ」
ら 「あ。知らないかい」
あ 「・・・」
ら 「星飛雄馬だよ。巨人の星」
あ 「・・・、昔のアニメですか」
ら 「大リーグボール1号。いや、2号だっけ」
あ 「消える魔球なら、彼も、投げますよ」
ら 「だれ」
あ 「ほら。あそこの、彼」
ら 「ボールが速くて、消えるの?」
あ 「まさか」
ら 「レーンオイルが飛ばされて、霧になって、ボールが見えなくなるとか」
あ 「あはは。アニメの世界ですね」
ら 「わかった。ガターしたんだろ」
あ 「ブブー、違います」
ら 「・・・」
あ 「ベンチの、ここ、見てください」
ら 「あ、割れてる」
あ 「消える魔球、ですよ」
ら 「え」
あ 「バックスイングで、後ろへ、投げたんですって」
ら 「・・・」
『会話』傑作選6
能役者的」(2008年1月25日初出)
能楽が趣味のおじさん≪の≫と、ボウリング大好きにいさん≪ぼ≫との会話です。
の 「きょうの日経新聞、読んだかい」
ぼ 「・・・ニッケイ」
の 「シテって、知ってる」
ぼ 「はて」
の 「能楽の主役のこと、シテっていうんだよ」
ぼ 「ほお」
の 「脇役は、なんだと思う」
ぼ 「はて」
の 「ワキ」
ぼ 「まんま、かよ」
の 「全国には、シテの役者が、1千人もいるんだって」
ぼ 「ほお」
の 「じゃ、ワキは、何人か」
ぼ 「そんなの、わかるわけないじゃん」
の 「たった、60人だって」
ぼ 「・・・」
の 「歌舞伎だと、興行日数が長いから、お金が入る」
ぼ 「はあ」
の 「能は、たいてい1回興行だから、お金になんない」
ぼ 「はあ」
の 「だから、能楽の役者は、アルバイトして、暮らしてる」
ぼ 「あちゃあ」
の 「でも、プロだからね。毎日、稽古を欠かさない」
ぼ 「貧乏ヒマなし、かあ」
の 「誰かに、似てるだろ」
ぼ 「プロ・ボウラー、かな」
の 「・・・」 
『会話』傑作選5
頂戴した年賀状の1枚に、このような激励文がありました。
> まだAve.180に達しないのですか?
はあ〜。わたくし、この頃、考え方を改めました。
> 目標は、せかいいちのボウラー。
はてさて。第5夜は、こんな話。

ボウリング行者」(2007年10月13日初出)
ボウリングを精神修養の場と考えている修行おじさん≪せ≫と、やっぱ勝たなきゃと思ってるスポ魂青年≪か≫との会話です。
せ 「さいご、ストライクが出てたね」
か 「おかげさんで」
せ 「じゃ」
か 「あ。練習、しないんっすか」
せ 「うん。腰がね、あんまり良くないから」
か 「はあ」
せ 「ありがとうございました」
か 「ども」
せ 「・・・」
か 「あれ?」
せ 「・・・」
か 「いま。レーンに向かって、礼、しました?」
せ 「あ、いや。君にだよ。お世話さま」
か 「うそお。オレになんか、礼、するわけないじゃん」
せ 「いやいや。今夜も、お世話になりましたって」
か 「またあ。レーンに、頭、下げたんでしょ」
せ 「・・・」
か 「ふうん。そういうことか」
せ 「じゃあ」
か 「・・・負けても、礼ってか」
せ 「おやすみ」
『会話」傑作選4
正月4日。もう、仕事が始まりました。やれやれ。
傑作選第4夜は、こちらです。

あんたはモデルか」(2007年9月27日初出)
とある夜、センターの外で出会った、前のめりオジサン≪ま≫と、いつも明るいオバサン≪あ≫との会話。
あ 「まあ、お久しぶり」
ま 「・・・」
あ 「どう、なさったの。ぼんやりして」
ま 「いい月ですね」
あ 「ほんと、名月」
ま 「・・・」
あ 「あら。ズボンが、濡れてますよ」
ま 「はい」
あ 「どう、なさったの」
ま 「クラウチングを極めようと、思いまして」
あ 「ええ」
ま 「盥を・・・」
あ 「タライ?」
ま 「はい。タライを頭の上に乗せて、水を入れました」
あ 「まあ」
ま 「練習だったんです。頭の位置がぶれないようにって」
あ 「どこで」
ま 「ここで」
あ 「このセンターで」
ま 「はい。アプローチを歩いてみました」
あ 「まさか、ボールを持って」
ま 「頭にタライを乗せて、手にボールを持って、スイングしてみました」
あ 「そうしたら」
ま 「やはり、タライが落ちました」
あ 「濡れたんですね」
ま 「はい。支配人から、怒鳴られました」
あ 「まあ」
ま 「出入り禁止ですって」
あ 「・・・」 
『会話』傑作選3
マイボールのボウラー」(2007年7月31日初出)
娯楽志向ボウラー≪ご≫と、競技志向ボウラー≪き≫との、面白くもない会話。
き 「今日は、人が多いな」
ご 「ほんと」
き 「あっちのレーンは、職場の仲間どうしか」
ご 「きれいな女の人が、いっぱい、いるね」
き 「・・・」
ご 「あっ。作業服の彼、ストライクだよ」
き 「・・・」
ご 「ハウスボールで、ストライク出せるんだもん、すごいよね」
き 「リリースが、力づよいな」
ご 「あっ。長身の彼女も、真ん中へ入った」
き 「バックスイングが、きれいだな」
ご 「いいよねえ、ボウリングって。ハイタッチなんかして、楽しそう」
き 「ハウスボールのボウラーと、マイボールのボウラーの違いって、なんだと思う?」
ご 「さあ」
き 「ハウスボール使ったって、ストライク打てるし、9本倒せるぞ。なぜだ?」
ご 「・・・」
き 「ストライクを続けられるのが、マイボールのボウラーだよ」
ご 「続けられないのが、ハウスボールのボウラー?」
き 「そのとおり」
ご 「ちがいって、それだけ?」
き 「そお」
ご 「あと、センターで落とす金額のちがい、だね」
き 「・・・」 
『会話』傑作選2
傑作選ならぬ、駄作選じゃねえか。
そんな暖かい励まし、ありがとうございます。第2夜は、こちらです。

ワッグル」(2007年6月28日初出)
恥らう若妻≪は≫と、heppoco旦那≪だ≫との会話。
は 「もう、やだァ」
だ 「・・・」
は 「またァ」
だ 「・・・」
は 「ほら、あのおじさんよ。見て」
だ 「上手だよなあ、あの人」
は 「なに言ってんの。腰よ、腰つき』
だ 「え?」
は 「ほら、また。いやらしい腰つき、したわ」
だ 「いや、あれは」
は 「なに」
だ 「アドレスで、骨盤の位置を、確認してるんだよ」
は 「腰を振って?」
だ 「ああやって、身体軸のバランスを取ってるんだ」
は 「そうなの」
だ 「うん。プッシュアウェイの、動き出しのきっかけにも、なるよ」
は 「意外」
だ 「ゴルフじゃ、ワッグルって、言ったっけ」
は 「ふうん。私はてっきり、オカマちゃんかしらって、思ってた」
だ 「・・・」  
『会話』傑作選1
2010年、あけましておめでとうございます。
昨年は、3年ぶりにアベレージが上向いて、ホッとしているhebocenです。
皆さまの成績は、いかがだったでしょうか。
さて。
お正月ですからテレビ番組をまね、当ブログ過去記事の中から『会話』シリーズ傑作選、7夜連続でお届けします。第1夜は、これです。

ヨッシャー効果」(2007年5月17日初出)
heppocoがくせい≪が≫と、heppocoたぬき≪た≫との会話です。
が 「やってますねえ」
た 「学生くん、今日もボウリングかい。たまにゃ、学校行きなよ」
が 「はあ。・・・ドップラー効果って、知ってます?」
た 「ほへ?」
が 「ドップラー効果」
た 「なんだよ、突然。クイズか。・・・えーと、理科で習ったっけ」
が 「はい、正解。周波数ですよね。じゃあ、シナジー効果は?」
た 「うーん」
が 「相乗効果です」
た 「あ、そ。じゃ、ヨッシャー効果、知ってるかい」
が 「え」
た 「スポーツ用語だよ」
が 「・・・」
た 「卓球の愛ちゃんが、言ってるだろ」
が 「ああ。サーってやつ」
た 「そ。ヨッシャーって叫ぶの。闘争心。強気。負けじ魂。精神集中だな」
が 「調子いいときの、雄叫びですか」
た 「小声で叫ぶとね。あんがい、ストライクが続くんだ」
が 「じゃ、次。ヨッシャーって声、掛けてあげますよ」
た 「おお。頼もうかな。・・・・・・」
が 「はい。ヨッシャー!」
た 「・・・」
が 「どうしました?」
た 「ガターんとき、やめてくれる?」